| 立身流は1500年代の初めに興りました。伊予出身の武将立身三京が流祖神妻山大明神に参籠し、向(むこう)、圓(まるい)を始めとする技法と心法に開眼したと伝えられています。立身三京とは、稲葉一鐵の別名である、ともいわれます。刀術を表とし、俰(やわら)や各種武器、物見、首見参、着具次第、弓、馬の心得に至るまで、巾広い総合武道です。 そして、死を考察し、翻って生を模索し、ひいては社会や人間関係のあるべき姿迄求道されています。その研究の成果は15巻の正伝書や多数の古文書に著されると共に、実践として受け継がれてきました。 500年、直系でも21代に及ぶ伝系及び流門の人々の、心血を注いだ研究の成果が、今に伝わる立身流です。剣道、柔道、杖道等の現代武道とも相通じます。このような一つの世界、宇宙とも言うべき体系を、心技共に極めるのは不可能とも言えます。しかし、我々一門は少しでも累代先師の心境に近づくべく努力を続けています。 多数の人に我々の同志となって頂ければ幸いです。 |